「かんぽ(郵便保険)の誕生」の項目でも触れたように、学資保険という商品は長い保険の歴史の中でも非常に新しい部類のものです。今日では15社以上の保険会社が学資保険商品を販売していますが、最もメジャーにしたのはソニー生命保険(以下、ソニー生命)の学資保険だったと言えるでしょう。1998年に「5年ごと利差配当付学資保険」という商品の販売を開始したソニー生命は、「貯蓄性の高さ」と「個人のライフプランにあわせた柔軟な保険設計」を特徴にした当時としては画期的な保険プランで話題を呼びました。それ以来、かんぽ(郵便保険)とならんで学資保険の中では人気の高い商品の一つです。
現在では、住友生命、第一生命、明治安田生命などの大手保険会社から、アフラック、アリコジャパンをはじめとする大手外資系まで15社以上が学資保険を販売し、独自の特徴やメリットを掲げて加入者獲得を目指しています。保険会社間の加入者獲得競争が激しい分野の商品である分、学資保険を選ぶ側も一つひとつの特徴を把握するのが非常に難しい時代になってきていると言ってよいでしょう。
保険商品の起源は、意外な場所から始まっています。歴史を知ることで、保険の仕組みや目的をより深く理解できるのではないでしょうか。
「かんぽ」という言葉は、日本人にとってなじみのある言葉の響きです。学資保険の歴史は、旧・郵便局が開始した「かんぽ」という商品から始まりました。