次に、子供が幼稚園に入園してからの養育費について説明します。2004年度の文部科学省が調査した「学年(年齢)別、所在市町村の人口規模(学科)別の学習費」によれば、幼稚園に通う子供の年間教育費は、公立幼稚園で24万円弱、私立幼稚園で50万円強となっています。この時点で、公立と私立では倍近くの教育費用の差が生まれています。
仮に、3年保育に通わせたとすると、公立幼稚園では約72万円、私立では約150万円を上回り、軽自動車1台分に相当するぐらいの教育費用の差が生まれてしまいます。安易に私立幼稚園に通わせてしまえば、3年後の家計に相当な負担がかかってしまうことはお分かりですね。結果的に、以後の子育てに満足なお金をかけられない状況になってしまえば、計画的な子育てに支障がでてしまいます。
つまり、大切な我が子の将来をきちんと考えてあげるためにも、計画的な教育資金の貯蓄は不可欠なのです。教育資金の貯蓄目的で作られた学資保険という保険商品は、貯蓄の計画性があらかじめ商品の中に組み込まれたシステムとなっているので、不安な両親は早めに加入を検討するのが得策でしょう。
出産してから幼児期にかかる養育費はどれぐらいを準備しておくべきなのか。産前から出産、そして産後までにかかるお金についてしっかりと把握しましょう。
子供が成長するにつれ、家計の収入や支出もまた変化しています。貯蓄をすると同時に、収支のバランスを見直すことも欠かさず行いましょう。
中学受験をさせるか否かは、子育てにおけるターニングポイントの一つ。後にかかる教育資金をしっかりと把握して、子供にとってもベストな選択をしたいものです。
子供が高校生になると、当然次に控えている大学進学について考えておかねばなりません。高校時代に通わせる予備校の授業料なども考慮に入れ、計画的な貯蓄を。